発炎筒について
発炎筒とその種類、使い方はわかる?
発炎筒
実は使用期限があり、期限は4年間。
正式名称は「 自動車緊急保安炎筒 」発炎筒は、おもに自動車や船舶に装備されていて、鮮やかな明るい炎を上げて周りに危険・障害物があることを知らせる道具です。
発炎筒には、自動車緊急保安炎筒、道路作業用発炎筒、信号紅炎(船舶用)があります。
発炎筒は、道路運送車両法の保安基準で定められていて、非常信号用具として自動車には装備が義務付けられている。確実に使えることを優先するため、有効期限が4年と定められている。そのほかにも
- 炎の色:赤色炎
- 燃焼時間:5分以上
- 光量・光度:160カンデラ以上
といった決まりがあり、JISで規格化されています。
※船舶用は、光度400カンデラ以上必要。
非常信号灯
非常信号灯は、LEDで160カンデラ以上の光度、回転する赤色光のもので、こちらも発炎筒の替わりに装備することができます。
非常信号灯は、発炎筒の1回限りの使い切りと違い、電池が持つ限り、何回でも使用できるのが特徴です。
ただし、電池の使用期限切れ、故障には注意が必要です。
発炎筒、非常信号灯の使い方
発炎筒の使い方
発炎筒は、普段ほとんど使うことがないので、使い方に不安を覚えると思います。
実は、使用方法は簡単で、マッチのように付属の側薬で発炎筒の先の頭薬を擦ると着火します。
着火した発炎筒を道路の後方へ、危険物・障害物があることを知らせるため、50m以上後ろに置きます。( 車が停車するまでに距離が必要なため )
非常信号灯
非常信号灯は、専用のもの、懐中電灯などライトと一緒になって、底面がマグネットのものなどがあります。
使い方は、スイッチを入れるだけと非常に使いやすいです。
道路への設置は、発炎筒と同じように50m以上後ろへ。
発炎筒も、非常信号灯も設置の際が、一番危険ですので、後方への注意と安全確保が大切です。
まとめ
意外と知らない普段車に設置されている、「 発炎筒 」の機能と使い方。車いじりが趣味の方や、車の夜間利用が多い方は、懐中電灯一体型の非情信号筒が使いやすいかもしれません。
発炎筒は、使い方や設置方法によっては引火して大惨事になってしまうこともあります。
使用には注意が必要ですので、使い方・使用期限を再確認しておきましょう。
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