バッテリーのチャージ方法

電力0

バッテリーが上がった時の対処方法

エンジンの始動や、電装品を利用するために欠かせない「 バッテリー 」。バッテリー内の電圧が低くなると、エンジンの始動に支障がでたり、出来なくなったり。
また、電装品の動作が不安定になって、走行に支障が出ることも。

夏は、エアコン利用などで電力を多く使い、
冬は、気温低下でバッテリー内の化学変化が起きにくくなり、性能を発揮できなくなります。
季節の変わり目は、1日の温度変化が大きくなり、バッテリーの性能の低下が起きます。

また、ライトの付けっ放しや、半ドアに気づかず、数日放置した時など、バッテリー上がりが起きることがあります。そんな時の対処方法をご紹介します。

バッテリージャンプコード

バッテリーのチャージ( 充電 )

必要なもの

  • ブースターケーブル
  • 救援車
  • もしくは、バッテリージャンプスターター
    ( ジャンプスターターは、最近はコンパクトなもの、スマホの充電も対応しているものも出ていますので、1台持っておくのもいいのではないでしょうか )

気をつけることは、バッテリーが上がった車と同じ電圧の車を救援車として用意することと、ブースターケーブルも電圧によって、対応のものがあるので、適切に準備しましょう。

※ブースターケーブルは、自分の車にあったものを車載しておくと安心です。

バッテリーのチャージ手順(ブースターケーブルの場合)

①バッテリーのプラスマイナスを確認する

バッテリーに(+)と(−)の表記があるので、間違えないようにあらかじめ確認しておきましょう。

②ブースターケーブルをつなぎます

つなぐ順番は、まず赤のケーブルをバッテリー上がりの車の(+)へ、次に救援車の(+)へつなぎます。
続いて、黒のケーブルを今度は、救援車の(−)へ、最後にバッテリー上がりの車の(−)へつなぎます。

気をつけるのは、ブースターケーブルをつなぐ時に、火花が飛ぶことがありますが、思い切ってしっかりつなぎましょう。バッテリーの端子に電流が流れづらい場合は、ブースターケーブルのクリップを端子にぐりぐりすると表面の皮膜が剥がれ、電流が流れやすくなります。

③救援車のエンジンを始動させる

ブースターケーブルの接続ができたら、今度は救援車のエンジンを始動させて、上がってしまったバッテリーへ電流を流します。
1〜2分ほどそのままチャージしておいて、バッテリーが上がった車のエンジンを始動させます。ほとんどの場合、この作業でエンジンが始動できます。

これでエンジンが始動できない場合は、ロードサービスや整備工場などのプロへ依頼しましょう。

④ブースターケーブルを外す

ブースターケーブル接続と逆の手順、バッテリーが上がった車の(−)から、クリップを外し、救援車の(−)、救援車の(+)、バッテリーが上がった車の(+)の順番にケーブルを外します。

エンジンを止めずに、バッテリーを充電

エンジンが始動できたら、エンジンを止めずにバッテリーへ充電します。1時間前後、車を走らせることで効率的に充電できます。

バッテリージャンプをしても、エンジンが始動できない時

バッテリージャンプをしても、頻繁にバッテリーが上がるようですと、バッテリーの消耗による交換時期であったり、オルタネータの故障、その他電装部品などの漏電などが考えられます。
迷わず、整備工場や電装工場へ依頼して修理しましょう。

バッテリーチャージ手順(ジャンプスターター)

ジャンプスターターのメーカによっても手順が異なる場合がありますので、代表的な方法を簡単にご説明します。
詳細は、各ジャンプスターターの取扱説明書に従ってください。

①ジャンプスターターケーブルを本体に差込む
②赤くランプをバッテリーの(+)へ接続する
③黒クランプをバッテリーの(−)へ接続する
④エンジンを始動する
⑤ジャンプスターターケーブルを(−)の黒クランプ、(+)の赤クランプの順番で外す
⑥エンジンを止めずにバッテリーを充電する

バッテリーチャージの手順(ブースターケーブル)と同じように、バッテリーへチャージしてください。
バッテリー上がり以外にも、エンジンがかからないばあいがありますので、その場合は参考まで、
こちらの記事をどうぞ「 駐車場でエンジンがかからなくなったら 」

エンジンルーム

まとめ

いかがでしたか?難しいイメージのあるバッテリーチャージの方法を解説しました。
ブースターケーブルの場合は、助けてくれる車がないといけませんが、モバイルバッテリーがわりにジャンプスターターを利用すると、1人でも対処が可能です。

このほかに、最初からロードサービスへ依頼する方法もありますので、時と場合で適切な対応方法を試してみてください。

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